寒い時期に気をつけよう!ぎっくり腰|調布市仙川の内科・整形外科

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寒い時期に気をつけよう!ぎっくり腰

投稿日:2024年2月1日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは!理学療法士の吉岡です。

2月に入り、寒さが厳しい日を過ごしているかと思います。身体が冷える時期には気を付けた方が良いことがあります。

そう、それは腰痛です。朝ベッドから起き上がるときに痛めることが多く、

一般的には「ぎっくり腰」

医療用語では「急性腰痛=筋膜性腰痛症」といいます。

厚生労働省のデータによると、成人の80%が過去に腰痛の経験があると言われています。

 そのため、今回は筋膜性腰痛症の要因と症状、対応方法について紹介が出来ればと思います。

<筋膜性腰痛症とは?>

腰の筋肉が傷つくことで、急に力が入らなくなる腰痛の事です。

画像診断では異常所見がないのがほとんどです。

 

〈要因は?〉

『腰の筋肉の貧血』により筋肉への血流が悪くなることで、傷つきやすくなります。

血流が悪くなる要因として

筋肉の疲労、硬さ

不良姿勢、同じ動作の繰り返し

無理な動き、ひねり動作

身体の冷え

などが挙げられます。

 

特に冬の寒い時期は体が冷えやすいため、血流が悪くなることで筋肉に十分な栄養素が届かなくなります。それにより、筋肉が疲労しやすく、硬くなる事に繋がります。

以上の事から、腰痛対策には筋肉の血流を良くすることが非常に重要になります。

 

<予防方法>

温める

入浴やカイロで温めることにより、血流を良くします。

(方法)

・水で絞ったタオルを電子レンジで温め、腰にのせる

・カイロを下着の上からお腹と腰に貼る(直接は低温やけどに注意!)

などがあります。

筋力トレーニング

普段から筋肉を使う事で疲労による筋肉が硬くなることの予防に繋がります。

まずは、座ってできる腹筋を鍛えましょう。以下が手順です。

1、ボール又は丸めたタオルを股関節の内側へ挟む

両膝に挟んだボール又は丸めたタオルを潰す(腹筋群を促通)

2、お尻を閉める

3、お腹を凹ませて・おへそを背中に近づけるようにする

4、あごを引き背伸びをするように頭上を天井に突き上げる

1~4を同時に行い5~10秒保持×5回

(まとめ)

腰痛を甘く見て治療せずにいると、関節の変形が進んでしまうことがあります。

一度、変形してしまった関節を治療することはかなり難しいため、早めの受診をしてリハビリをすることをオススメ致します。

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