花粉症?コロナ?検査で鑑別を!
投稿日:2024年3月1日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!看護師の上野です。
春の到来と共に、アレルギー症状(特に花粉症)のある方が受診されています。
花粉の種類と主な飛散時期は、下記の表のように言われております。
すでにスギ・ヒノキ花粉の時期に突入しておりますので、毎年同じ時期に症状が現れるようであれば、早めに対策を講じましょう。
最近、喉の痛み(違和感)がある患者さんが多くいらっしゃいます。
花粉症で喉の痛みはあまり知られておりませんが、鼻水をすすったりすることにより、喉の粘膜を痛めてしまい炎症を起こしてしまう事があります。
この喉の痛みが「アレルギー咽喉頭炎」です。
症状としては咳、痰のからみ、喉のかゆみ、イガイガした感じなどがございます。
花粉症の可能性を確認する上でも、まずは花粉のアレルギー検査(血液検査)を行う事をお勧めいたします。
また、この症状は、風邪・インフルエンザ・新型コロナウイルスに似た症状でもあるため、発熱や倦怠感がある場合は、インフルエンザ・コロナウィルスの検査を行ったほうが良い場合もあります。
事前にお電話にて相談いただければと思います。
過去の記事で花粉症の症状とアレルギー検査について記載しておりますので、そちらも併せてご確認いただければと思います。
タイトル:花粉症の症状(くしゃみ、鼻水、目のかゆみ等)が出た時
リンク:https://www.eikencl.jp/zkgo98/
最後に「花粉症のセルフケア方法」について紹介したいと思います。
花粉症対策としては下記の対応が良いとされています。
〇規則正しい生活を行う(免疫力の維持)
〇花粉を防ぐために、マスク・花粉用メガネの着用
〇洗濯物の部屋干し、床の掃除(できればモップがけも)
〇病院で抗アレルギー薬や点鼻薬、目薬などを処方してもらう
2024年春はスギ・ヒノキ花粉の大量飛散が予想されるため、飛散期間も長くなる可能性があります。早めに適切な対策を行い、しっかり予防していきましょう。
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