肩こり、腰痛 レントゲン撮影を!
投稿日:2024年6月1日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!柔道整復師の渡邊です。
今回は、肩こりや腰痛などの慢性的な痛みの対応について紹介したいと思います。
慢性的な痛みがある場合、「レントゲン撮影で関節や骨の状態把握する事」をオススメします。
整形外科での柔道整復師は、怪我に対して医師と共に「骨・関節のレントゲン画像」を確認したうえで、固定・処置・リハビリなどを行います。
そのため、レントゲン画像をよく見るのですが、慢性的に痛みのある方の多くは「骨・関節(軟骨)の変形が進行」しています。
特に関節の中でも、関節面にある軟骨が変形・損傷してしまうと、血流がほとんどないため治すことが出来ません。
何かできるとしたら、人工関節に切り替える手術になりますが、とても大掛かりな手術になってしまいます。
また、過去には慢性的な痛みだろうと思いレントゲン撮影した結果、
〇悪性のがんの転移や骨腫瘍が見つかったケース
〇擦り傷のなかに異物(石など)が見つかったケース
などもございます。
レントゲン撮影は、短時間で様々な情報が得られる検査ですので痛みがあるときは早めに受診することをオススメします。
では、なぜ、骨・関節(軟骨)の変形が進むのでしょうか?
主な原因として
〇日常生活の何気ない動作が、関節の負担のかかる動作になっている
〇筋力が少ないため、体重を骨や関節で支えている
などが挙げられます。
ただマッサージを受けて筋肉をほぐしているだけでは、筋肉はつかないため、負担のかかる動作が改善されず、さらに関節・軟骨の状態が悪化している場合が多くみられます。
ですから、本当に痛みを取るためには
〇一度レントゲン撮影を行い、現在の骨・関節の状態を把握する
〇骨・関節の状態に合わせたリハビリをし、動作の改善・筋力強化をする
以上のことが重要になります。
当院でのリハビリを希望される際は、まず整形外科を受診していただき、「リハビリ希望です」と伝えていただければスムーズに案内出来ますので、宜しくお願い致します。
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