自主トレーニングの重要性について
投稿日:2023年12月1日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。理学療法士の荒井と申します。
今回は自主トレーニングによる筋力強化の効果を掲載いたします。
筋力強化をすることにより下記の改善を見込むことが出来ます。
【筋力強化の目的】
- 姿勢の改善 ②動作の安定化 ③疼痛の緩和
【筋力低下の主な原因】
・仕事や日常生活において長時間同じ姿勢でいる
・活動量の低下
・加齢による影響
皆さまは普段から実施している自主トレーニングやセルフケアはありますか?
2日~3日間隔で「30分~1時間程度」の筋力トレーニングを行う事が良いと言われております。
仮に当院のリハビリ週1回40分で筋力トレーニングを含めて行ったとしても、筋力向上による改善を目指すにはトレーニング時間が不足しております。当院のリハビリの他に週2日~3日程度自主トレーニングを行えると良いかと思います。
例として腹筋強化訓練をご紹介いたします。
《事例》
・お腹を前に出して体を反る姿勢を取っており、「歩きづらい」・「腰や膝が痛い」などを感じる。
《スウェイバック姿勢》
この姿勢は背中・腰の筋肉に力が入りやすく、立ち上がりや歩行時に腰痛が出現しやすくなり、活動範囲の縮小や仕事へ支障をきたしてしまいます。
このような症状が見られる場合には、日々の腹筋の筋力強化訓練が必要です。
そこで、簡単にできるトレーニングをご紹介させて頂きます。
《トレーニング内容:クランチ》
- 仰向けになり、両手を頭の後ろにまわし膝を立てます。
- 両手で頭を支えながら、肩甲骨が床から離れるくらいまで上げる。
- 10回を2~3セット実施する
今回紹介したトレーニング以外にも、その人の症状や痛みによってお勧めのトレーニング内容が異なります。
一度、整形外科医師に医学的な評価をしていただき、それを元にリハビリスタッフによるご自身にあったトレーニング指導を受けてみるのはいかがでしょうか?
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