梅雨の時期からの食中毒予防について|調布市仙川の内科・整形外科

診療時間

  • ネット予約
  • 03-5315-1181
  • 診療時間・地図ページ
  • 東京都調布市仙川町1-11-8仙川FTビル2F

梅雨の時期からの食中毒予防について

投稿日:2023年6月1日

カテゴリ:スタッフブログ

看護師の野末です。

6月になりましたね。この時期は梅雨で急に冷えたり、気候が安定せず体調を崩しやすいものです。

特に高温多湿な梅雨~夏の暑い時期は『食中毒』の原因となる細菌が増えやすいです!

今回は食中毒予防のために、気を付けたい健康管理のポイントをご紹介したいと思います。

 

 

食中毒とは・・・食品、添加物、器具、容器包装に含まれた又は付着した微生物、化学物質、自然毒等を摂取することによって起きる、急性の健康被害のことをいいます。

 

主な症状・・・下痢、吐き気、嘔吐、腹痛、発熱、倦怠感、食欲不振など

 

梅雨の時期からは食肉についているサルモネラ(鶏、鶏卵、豚、牛)、腸管出血性大腸菌()、カンピロバクター()などの細菌によるものが多いです。

 

 

そんな食中毒を予防するための三原則があります!

・調理する時は食材も手もしっかり洗う

・調理で使用する食材は生肉とほかの食材をわける

・生肉を扱った調理器具は熱湯をかける等して消毒する

 

・食材や調理したものを高温多湿なところに放置しない

→すみやかに冷蔵庫に保管、移動時は保冷剤を使用する

※腸管出血性大腸菌は、室温でも1520分で2倍に増加します

・作り置きや残った料理は清潔な容器にできるだけ小分けにし、冷蔵庫保管する。

保管後は2~3日で食べるようにする。

・冷蔵庫の中を詰めすぎないようにする(庫内の温度が上がりやすくなるため)

 

・細菌が付着しているものは高温加熱する⇒中心部分が75℃以上の状態で1分以上

 (2枚貝などノロウイルスの可能性があるものは80℃以上)

 

 

もし食中毒のような症状が出た時は、嘔吐や下痢による脱水症状や栄養失調状態になりやすいため、点滴による治療が必要になる場合もあります。

症状を放置せず、なるべく早く受診するようにしましょう!

 

上記症状で当院受診される際は、点滴治療する場合があり、準備にお時間いただきますので、前もってお電話いただけるとスムーズに治療の案内ができます。

ご協力よろしくお願いします。

トップへ戻る