熱中症対策!「暑熱順化」の大切さについて
投稿日:2023年8月1日
カテゴリ:スタッフブログ
今回担当の受付です。
毎日暑い日が続いていますね。この暑さでつい冷房の効いた部屋にこもりがちであったり、入浴の代わりにシャワーで済ませている方も多いのではないでしょうか。でもちょっと待ってください。それは夏バテや熱中症を発症させる道への第一歩かもしれません。
日本気象協会が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトでは
真夏になる前に徐々に体を暑さに慣れさせること(暑熱順化)の大切さを訴えています。
暑さに慣れていないと熱中症になるリスクが高まります。
本格的な暑さが到来する前に、熱中症になりにくい体づくりをしましょう。
有効な熱中症対策は、ずばり「発汗」です。
汗をかくことで、体にこもった熱を外に逃がすことができます。
また血流が良くなれば、「皮膚血流反応」といって、
皮膚の血管を拡張させ血流を増やし、熱が体の表面から外へ放出される機能も働きます。
体温が低い冷え性の方、水分不足な方、運動不足の方は
汗がかきにくい状態であることが多いですので、特に注意が必要です。
この暑い時期におすすめの汗をかく方法!
〇夕刻のウォーキング→帰宅時にいつもより1駅前の駅で降りて、歩いて帰ってみる
・・・ウォーキングなどの有酸素運動も「30分以上続けないと意味がない」と思われがちですが、最近の研究では10分程度の短い時間でも効果があるとも言われています。
〇少し長めの入浴→温めのお湯にゆっくり浸かって汗を流す 等
⇒「暑熱順化」のポイントは「無理のない範囲で、体を暑さに慣れさせること」です。
スモールスタートで、慣れてきたら徐々に時間や運動量を増やしていけると生活習慣の改善にもつながって、とても健康的ですね。
暑熱順化には個人差もありますが、数日から2週間程度かかると言われています。
暑さはまだまだこれからが本番です。
遅すぎることはありませんので、ぜひ今日から暑さ対策を意識されてみてはいかがでしょうか。
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